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  「型落ち」でも機能十分

   売るときは高く、買う時は安く これは消費者共通の願い。
高く売却するコツや、安心して購入するための注意点を紹介する。

◆売却
「購入時のままで売るのが、買い取り価格を下げないための原則」
と話すのは、ソフマップの松田信行さん。パソコン本体だけでなく、説明書や付属品など、購入時に箱に入っていたものは売りにだすということだ。備品が足りないと、その分減額の対象になる。
 事前に相場を確認するのも大事。ホームページで機種名や型番を入力すると、大まかな買い取り価格を提示する業者が多い。比較して高値のつきそうな店に持っていく。ネットで複数業者から見積もりを取ることができる「おいくら (htt://www.oikura.co.jp)のようなサイトもある。
 売却は店頭持ち込みが基本だが、ネットで申し込んでからパソコンを宅配便で送ったり、業者が出張買い取りする場合もある。

◆ 購入
まず、欲しい機能や機種を思い描いた上で、いくつかの中古販売店に実際に足を運び、その商品の価格を比較するのがいい。価格は業者のホームページでもチェックできるが、店で商品の状態を確認した方が安心できる。
 売却の時と同様に、付属品がないものは、同じ商品でもその分やすくなる。付属品が不必要だったり、他で代用できるなら狙い目だ。
 「それでもやっぱり、中古パソコンは不安」と考えるなら、未使用のまま中古に出回った「新中古」もあるので、検討してみたい。

◆ オークション
インターネットのオ−クションも利用できる。売値、買値とも自分の希望でつけられるのが最大の魅力だ。
 ただ、ITジャーナリストの佐々木俊尚さんは「個人情報の流出に注意が必要」と指摘する。売却の際には保存してきたデータを消去する必要があるが、「ごみ箱」に捨てたり「初期化」したりの作業だけは完全に消去されない。「初期化などはデータの書き込まれた場所がどこかわからなくしただけで、データ自体は内部に残ったまま。簡単に復旧できるので、ネットショッピングなどの際に打ち込んだクレジットのカードの番号も読み取られる危険がある」
 データの完全消去には専用ソフトなどが必要。メーカーや中古品業者が作業を行う場合もあるが、「個人間で売買する時は市販ソフトなどを使って自分でやらないといけない。情報漏れはその人の責任とする指針を業界団体も決めていますから」と佐々木さん。自衛策は抜かりなく。

(2003/10/01・読売新聞)

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