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PCリサイクル 来夏にも開始
讀賣新聞 2002年2月22日
一般家庭のパソコンリサイクル制度が、来年夏にもスタートする。経済産業省と環境省が21日まとめた制度概要によると、新たに購入するパソコンはリサイクル費用が価格に組み込まれる一方、すでに売られたパソコンについては、リサイクルに出す際に消費者が費用を払うことになる。
 回収はパソコンメーカーが小売店などを回収拠点に指定して、使用済みパソコンを持ってきてもらう方式となる。デスクトップ型など持ち運びが困難なパソコンは、別途料金を取って、宅配便で回収する仕組みなどを今後検討する。
 制度発足後に販売されるパソコンには「支払い済み」を示すシールなどを張り、回収の際に料金を前払いしてあることが一目で分かるようにする。一方、制度発足前に購入したパソコンについては、廃棄時にインターネットなどを使ってクレジットカードで支払いをした人には、「支払い済み」のシールを郵送するなどの方式などを工夫する。
 メーカーは回収したパソコンを解体し、プラスチックや鉄などの素材を再利用したり、使える部品を再利用したりして、資源の有効活用を図る。
 パソコンの一般への普及率が2001年に50%を超えたため、一般家庭のリサイクル費用を購入時に価格に組み込むことに対しては、低価格戦争を繰り広げるパソコンメーカー側が難色を示していた。しかし、経済省と環境省は、価格に組み込んで強制的に支払いをさせれば、廃棄する際にいちいち料金を払う必要がないため、「気軽にリサイクルに出せて、不法投棄が少なくなる」と見ている。